どうすれば心は救われますか?
どうすれば君は救われますか?
嘘くさくなってしまった言葉は
届かない懺悔の中で
膝折り手向けた後悔の花束と
誰かに向けた銃口が
何時しか僕を迎えて
丁度嵌る為の歯車は
誰も揃わない様に
ちぐはぐに並べた
嗚呼、何時だって。そうなるように。
救われないと書き出した
文章なんて繋がらなくて
それだけの後悔と
それだけの懺悔と
それだけの思い出と
それだけの感情で
確かに此処に在るんだ
確かに其処に在るんだ
もう忘れてしまうけど、
もう忘れてしまったけど。
思い出に変わる前に
諦めたように俯いた
竦んだままの足を並べて
泣き出す空の色さえ
口に出せないままに
その鉄の塊は僕を殺せます。
その罪の固まりは僕を殺せます。
そうなんだって、そうなんだろうって。
踏み躙られた色彩は
忘れてしまった様にセピアに残る
焦燥と憧憬と共に歩き出して
手離した現実は僕を選んだ
どうすれば救われますか。
どうすれば救われますか。
答えなんて分からないのに。