そんなに優しくない世界が

僕の答えをくれたけど

どうしたって日常は其処にあって

何もない日々の温度も

喧騒だって捨てきれなくて


雑踏に泳ぐ

君は踏み躙られて

傷付いてばかりだけど


君に何を言ったって

何も伝わらないだろうけど


ねぇ、幸せですか?


明日が、来てほしいですか?


僕の掌で崩れた

最初で最後の願いも

誰かが望んでいたとしても

きっとそれは選ばれない

夢だったんだよ、きっと。

今なら、そうであって欲しいと

そう願うけど。


優しくない世界がくれた

答えはやっぱり優しくなくて

言葉は真直ぐには伝わらなくて

感情も理解できないけど


それでも僕は

明日が来てほしいと願うよ。


其処にあるものが

優しいものであると

君が気付けますように。