消してしまえば
きっと幸せになれた
何時だってそうなのに
何も伝わらなくて
君の様にはなれないから
僕は君にはなれないから
並べた幸せの形も重さも
何一つ変わらないはずなのに
天秤から溢れだした
たくさんの悲しみは
きっと誰も望んじゃいなくて
僕が本当に望んだものが
僕の心を責めてしまうなら
せめて憎んで欲しかったのに
離れてしまった指先は
望まない選択を受け取って
笑えない事ばかり増えて
笑えない言葉だけ積もった
僕は幸せですか?
僕は望みましたか?
僕は此処にいますか?
僕は此処に在りますか?
僕は生きていますか?
生きていますか?
曖昧になる呼吸も
僕が救われたい心も
本当は幸せでありたくて
僕は生きていますか?
救われたい心だけが
優しくない世界に
涙を流すんだ