それは眩しく、

届かないと分かってた

何時かの憧憬が

この瞳に焼き付いて


まるで夢の様だった。


そう言って目を伏せた

僕は変わらないよ、

見付からないよう

背中を向けて


影が弾けてさようなら、

忘れてしまったと嘘吐いて

もう一度笑えるのか?

レンズの向こう側

君の背中は遠くにあるけど


優しい時間は

何時までも続かなくて

痛みを伴う情景は

もう思い出せないんだ


憧れて、羨んで、妬んで。


それでもこの手を伸ばしたのは

その上にあるものに触れたくて

切望したものなんだ


気付いてくれよ、

その手から滑り落ちた

夢の形は歪に歪んで

手を振った時代は

戻れやしないから


忘れてしまう前に

最後に残したかった

何時かの憧憬は

優しい時間で在るよう

そう願っていたんだ