何時まで幸せでいられますか?


ただ一言、そう問うて

もう二度と開かない口は

目蓋に静かに言葉を落とした


涙は流さない

その声が届くなら

何時までも続くだろう


伝うだけの愛は

小さく影を伸ばした

痛みを伴う言葉は

喉の奥へ消えていった


さようならの言葉は、

もう思い出せない。


それでも幸せであるなら

少しだけ息を弾ませて

笑ってみせようか、


溶けあう様に

その笑みを混ぜて

駆けだすだけの夢を

君へと返した


開かなくなった口は

温度を失って

棘の様に心へ刺さるから

何も見ない様に

目蓋を閉じて


もう逢う事ない視線は

穏やかに送る

最後の手向けで在る様に。


胸元に落ちる一つの幸せが

何時までも其処に在る様に。