吐き出す様に

生み出す罵声

そんなに嫌ならさ

いっそ殺してくれよ。


そうして君が

幸せになるなら


誰の夢ですか。

誰の事ですか。


まるで嘘みたいじゃないか


紙一重の本音は

傷口を抉って

知らないふりでしょう、

知っているんです。

知っていたんです。


心の在り処も

心の行方も

気付いてない癖に、

引き摺ったまま

足跡は忘れて

痛みは癒えないまま


置いてけぼりの情景

白い仮面の奥

濁った瞳は

何も映さないで


嘘だよ、

幸せさ、

君がいなくなれば

(僕がいなくなれば)


それが本当なら

真直ぐ狙ってね、

その銀を翻して


笑みを浮かべて

さようならの合図を送ろうか