触れた指先は

静かに焼かれる

痛みを遠く

まるで夢の様で


掴んでは離れる

夜を背に連れて

震えた膝は

崩れ落ちて

頬が淡く色付く


白と黒のコントラスト

誰かが置いていった

心を当て嵌めて

誰も知らないと

逸れたふりをした


間違いだらけの

答えを知りはしないよ

映らない瞳は

瞬きを繰り返して


踏み締めた地面は

湿ったまま

泥濘は足を奪う


君が触れる

優しさは

埋めた寂しさ

目を逸らしても

其処に立ち続ける


爪先で蹴飛ばす

何時までも

其処に転がったまま