開いて三秒


嘘を吐き出して


白を切って進む


いたずらっ子の笑い声


ドロドロしたまま


過去を一つ引き摺って


笑えないよ、笑えない


そっぽ向いたままの


君に手を伸ばして


歪んだままの


頬に手を伸ばしても


閉じて十秒


何も見ないでいてよ!


引き攣れた心隠して


笑えない、と零した


いっそ見付からない様に


隠れてしまおうか


影は伸びていく夕暮れに


君にバイバイ。


また開いて三秒


目を開けて


息を吸って


吐き出す言葉の先


「笑えよ、」


君はそう言って笑った。