どうしてだろうね、

吐き出した言葉が

気付けば突き刺さってる

心の奥深くの方。


逢えないね、

それじゃあ。また。

続かない

その言葉の続きを


手を振ってしまえよ

浮かせた踵は

振り返りもせず

その場所へ


約束した

小指が悲しく

伝えられないね、

言えないのは

何時だって一緒なのに


じゃあ、ね。

さよならの言葉だけ

丁寧に並べて

明日はきっと、

もう、来ないね。


泣き笑いの表情で

踵を鳴らして

離れていくよ

手を振ってしまえ、と。

泣いていたのは

何時だって僕のほうだ


刺さったままの棘が

寂しげに頬を掠めて

冷たくなっていった