悲しげに
歪めた表情
少しだけ
昔話をしようか、
「まるで一人きりの
そんな夢を見ていた」
小さな恋の歌は
何時までも耳に残って
歩けない時ですら
淡く胸に燻っていたんだ
でも時間は残酷で
過ぎた時間が長い程
そんな恋心すら
いつしか褪せてしまって
寂しいと思ってた事も
いつしか忘れてしまって
踏み出した足跡が
増えれば増えるだけ
君への距離は遠くなって
「まるで、一人きりね。
悲しい事は、忘れる事。
何よりも寂しく、苦しいのに」
思い出せないまま
歩き出した君の背を
僕は何時だって見ていたんだ
本当の心だって
手探りで探して
きっとそれは幸せだ。
もう思い出せなくても
どれだけ悲しくても
もうその目を見る事がなくても
戻れないのならきっと
流れてしまうだけの時間と
君への恋の歌を。