開けた青の森

夕暮れに染まる茜と

半分に分けた紫

僕らは歩いていくよ

どれだけ遠くても

届けたふりした言葉も

少しも褪せずに


冷たくなる風と

震える指先

瞬きを繰り返して

形を失くした物も

今は気付かないふり、

知らないふりして


刻んだまま

忘れてしまおうか

凍てついた心も

きっと許してくれるから

色彩で視界を埋めて

伸ばした掌は

蹲ったままの感情


あえて言わないんだ

閉じこもった蒼の森に

僕は膝を抱えたまま

凍えそうな季節を越えて

探しているんだよ

褪せてしまう前に

言いたい事も

伝えたい事も

染まってしまう前に


また、忘れてしまう。


また、言えないまま。


冷たくなった

指先に力を込めて、