吐き出す呼吸は

少しずつ白み始める

その手を離して

私は、もう歩けないよ


怖くなって

その目を見れなくて

ただ静かに握りしめた

指先に力を込めて

爪を立てながら

君はきっと分かってた


あまりに弱くて

あまりに悲しい、

それでも私が

此処に居る為に


綺麗なものばかり

砂糖菓子みたいなキラキラを

緩やかに振るって

鏤めたままの夢から

目を醒ました私の手を

君はその瞳を瞬かせて

泣きそうに笑うんだ


吐き出す呼吸の意味を

単純にしてしまえば

きっと、愛おしさに

私は苦しくなるんだ