呑み込んでは
言い出せない嘘
空は青いんだよ。
そんなちっぽけな事も
何処まで行けるかな、
漕ぎ出した足を
二人縺れさせて
集めた光を鏤めて
キラキラしたままの世界に
飛び込んでしまえたら
『きっと幸せだ』
続かないその言葉の先を
目蓋の奥に閉じ込めた
撫ぜた風の温度も
触れては離せなくなる
指先を握り締めて
「さよならの歌を謳おうか」
きっと僕らは幸せだ。
言い出せない嘘は
何時か風化して、
そして笑ってしまえる
そんな気がしたんだ
隠した事も全部
空は青いから、
許される様な
そんな気がするんだ
あくまで、想像だけど
僕の妄想かもしれないけど
それでも僕らは幸せだって
両手一杯に抱えた
花束投げ出して
漕ぎ出した先は
何時だって一緒だった筈さ。