踏み出した足


遠ざかる


日常の扉


力を込めて


押し出した明日に


手に取った銃は


誰に向けるんだろうか、


逸れてしまったままの


心を置き去りにして


また今日を越えて


見えない明日を迎えて


踏み出す足は


未だに竦んだまま


立ち止る背中


遠くなっていく


そのくらい、分かってる。


下りたままの遮断機に


足を取られてしまった


僕は、走れるか。


それだっていいよ


立ち止っても


また踏み出した両足が


忘れた針の音を


繰り返す様に


力を込めて


込めて、


込めて、




また、明日。