溶けあう様に
二人手を取って
『もしも、死んでしまえたら。』
誰よりも幸せになれる気がした
重ねた掌も
夕暮れにかかる横顔も
忘れてしまう程小さな
ささやかな幸せも
隠してしまって
そのうち、忘れてしまって
それでも時折思い出して
深く仕舞い込んだままの
少し古ぼけたお菓子の箱を
二人で取り出してさ。
そしてその中に入ってる
二人だけの思い出を
繰り返す様に
二人手を取って
その名前を呼んで
忘れてしまっても
何度だって思い出して
小さな言葉で泣いて
小さな感情で笑って
小さな日々を重ねて
小さな事を増やして
溶けあってしまえたら、
きっと死んでしまっても
二人でいれるんだろうね
そんな幸せを
君と二人で分けあえる様に
僕らは二人魔法をかけたんだ。