いっそ死にたくて

呼吸を止める様に

首を絞めて

力を込めた掌

間違いだらけの言葉と

このまま立ち止る僕と

見開いた目蓋の先で


理性的な言葉と

感情的な行動で

矛盾だらけの僕を殺して

必要ならばこの身体さえ

全部殺めてしまって


それでいいんだ

僕はそれを望んでる

死にたくて

死にたくて

君の背を追いかけてる

それだけが本当で在る様に

僕は僕を殺していく


続かない呼吸の隙間

縫う様に歩き出して

踏み潰した答えを

芽吹く前に摘み取って

全部教えてくれよ


食い違ったままの歯車に

巻き込まれては軋んで

笑えないその表情の奥

零したままの涙が

そのまま其処に残って

傷痕を抉っていく


痛いのも辛いのも苦しいのも

僕の為だなんて嘘吐いて

そんなの要らないよ

そんな偽善なら僕を殺せよ


死んでしまいと思うたび

僕は僕を殺して

また丁寧に弔う前に

きっと愛を懺悔代わりに吐き出す

そんな黄昏の嘘を

折り曲げ燃やして


もう、いいよ。

僕が死んだなら

きっと誰もが幸せで

僕が幸せになるように

必要になるよう

手を伸ばして

掌をあてた

その頬に

触れた、

温かくて

涙が

涙が出そうで

また僕は

殺していく


僕は


一人で。