傾けた心で
注いだ苦しみも
溢れた悲しみも
何一つ止まりはせず
時計の針だけ
ただ静かに止まり
呼吸が詰まる
その答えも
見付からないのに
濡れた袖口と
君が覗いた
世界の果ては
どんな顔して笑ってた?
僕はもう何も見えないのに
終わっていく、
最後の瞬間まで君は
泣かない様にって
歪めた顔で呟く
また一つ終わって
君を迎えて
一つ壊れていく
心の隙間
誰かの為なんて
そんな言い訳は要らない
「それなら最後を振り払って、」
ついて回る様に
纏わりついた声を
音を笑みを痛みを全部
弾けたその瞬間に
優しいだけの痛みで
君が笑っているから、
もう見ないで
注ぐ度に溺れる
君の傷を埋め合わせる
そんな最後なら
もう、要らないよ
動かないはず針の音が
遠くで聞こえた気がした