半分だけ溶かして
夢見る屍の心
僕が見たのは
その向こう側
詰め込んでばかり
奥の方は
何一つ見えない
暗く淀んだ世界
後ろ向き
指を指される
知らない癖に、
気付かない癖に、
もう見ないで、
知らなくていいから
少しずつ重くなる
心の中で
僕が押し潰される
盲目的な心情
描いた本能と
理性の付き合い
背反した感情と
嘘吐いた背徳
積み重なって
転がり落ちて
貴方は其処にいるの?
どうせ見ないのに
足跡も見えないで
言葉も残らないで
どうしようもなく
泣きたくなった
屍の向こう側
死んだ瞳は
僕の夢を刺した
きっともう戻れないよ
爪立てた激情に
僕が殺される前に
助けてよ。
僕は此処にいる。