ぷつり、と

音が途切れる


探し物は

此処には無い様で

欠片と破片を集めて

鏤めた嘘は

何度も咲いている


悟るように

笑い合う事も

許されて

許可制の世界で

色を失った


見付からないのは

本当の事で

歩き疲れて

仰いだ空の隙間

緩やかに下降線を下る

君は何処にいるのだろう


居場所を見失って

もがくように

腕を翳した

顔を隠してまで

言えない事も

きっと何一つ

苦しくはないんだ


ノイズの様な

そんな世界は

音を迎えて、

二人だけ

放り出した事を

僕と君だけが

一緒に抱えた


共有された未来

保存した過去

隠した物を

失くした物を

探してた物を

もう一度翳して


ぷつり、と

途切れた

君の言葉と

映した瞳の奥で

君が笑ってる、


探し物が


見付かった。