一つ足跡を残して


笑う様に頬を撫ぜる


繰り返すは黄昏に俯く


その横顔に触れた光


天を仰ぐ一つの形に


語り継ぐ誰かの声を聴いた


飽和した木霊の命


数多の言葉に


遥か続いてきた道を


幾度と立ち止り


振り返る事があれど


何の意味もなく


またそれを望めど


語る理由もなく


震える両手に


掴まえたのは


何の言葉も持たない


草原の向こう側で待つ貴方の背


私はきっと何も知らない


数多の心に


黄金に焼けていく感情を


この唄に鼓動を乗せて


息衝くのは嘗ての園


巡るはその唄と


誰の語る全ての物語