死にたくなる程に
擦り切れた心が
動くのを嫌がって
溺れていく
酸素不足の海の中
泡沫の想い出は
語る程のものじゃなく
言いたい事も
伝えそこねては
静かに落ちていく
知っていた筈なのに、
君は何も言わないんだ
怖いだけの未来と
棄ててばかりの過去が
切り刻んでいく
足元から崩れ落ちていった
壊れたのは誰かの心
声が聞こえなくなって
また一人遠くなる
届かないのは、
全てを折り続けた
挫折と苦節と、妥協ばかりで
泣きたくなるのは
いつもの事なんだ
言える事も少ないから
死にたくなるのは
優しくないからだって
優しい君の呟く声に
また耳を塞いで
この言葉がもし届くなら
焼かれて死んでいく心に
きっともう何も意味はないけど
それでも愛という
嘘で殺して。