いつもの言葉が
いつもの感情が
嫌に突き刺さる
視線の先
君の吐く言葉が
全部を殺していく
必要ないものだってね、
この感情も思いも全て
否定された心も
君は気付かない癖に
押し殺した感情を
一つ一つ解いて
掌から零した
もう一度自分で殺す為に
もう一度愛する為に
そんな目で見ないでよ
否定ばっかりの非難
傷だらけの心で
吐き出した言葉が
許せないままで
僕は悪いのか
君が正しいのか
何一つ分からないけど
笑ったまま
殺した。
刺した。
死んでいった。
嘘だよ、
全部。
そう言った方が
楽なんだよ、
もう。
いつもの表情で
いつもの逆の感情を
君には伝わらない
君がいいなら
僕はきっと死んでいく
それが正解だ。
嘘だらけの僕を
正しいがままに
許された答えで、
君だけが。