単純な思考回路と
万全に鎮座した
屁理屈を並べて
詰め込んだ言葉全部
嫌いだと吐き捨てた
何も見てない
君の事も
僕の事も
そうすればきっと
何も傷付かないで
誰も気付かない
灯らない灯りなら
必要ないから
その背中にかける為の
言葉を持ち合わせてなくて
日が暮れるたびに
夜に紛れる
その傷口に這わせた
指先一つ払えなくて
ただ苦しいままに吐き出す
辛いだなんて
言えるわけがないんだよ
この考えも
この感情も
誰も知らなくて
ただ僕だけが
僕だけが
振り回されて
振り翳して
誰かを傷つけるのは
いつも僕だ
消えたいのも
傷付けたのも
傷付いたのも
離れたのも
全部正しくていいよ
僕の言葉なんて
必要ないから