上辺だけの言葉と

トラブルだらけの人生に

辟易してるところで

貴方の言葉なんて

届くわけもなくて


「幸せとはなんでしょう」


問いかけのように笑って

私が握るその鍵を

嘲笑うように指差した


もう一度繰り返すつもりかと

貴方はそう言うけれど

繰り返すだけの人生も

繰り返すだけの言葉も

感情も何も持ち合わせてなくて

一度だけの行き当たりばったり

無計画な私なんて

何の心配も得もないわ


だから縛るだけの鍵も

南京錠も必要ないの

ただ人を信じる事に

少し疲れただけだから