言葉が詰まって
何も言えなくて
どうしようもなくて
泣きたくなって
そして今度は
静かに息詰まった
付いてきた言葉が
吐いてきた言葉が
責める様に積もり始めて
罪悪感を問われる
倫理観すらも全部
飲み込んでしまった
渡す事はもうないだろうね、
綺麗なものだって
それで結局終わりだ
汚い色したそれだって、
同じ様なもので
似たり寄ったりの僕たちが
街の外のほうで騒いでる
吐き出すを諦めたのに
あげ始めた言葉なんて
何の意味もないんだよ
行き詰って
どうしようもなくて
だけどまた歩き出した
さよならの愛を語る
それだけの事を
君は馬鹿にしたような目で笑う
それなら語らないでくれよ
君の言葉なんて
何一つ伝わらないから
苛立って捨ててしまった
返らない言葉と
返さない言葉と
二つ折り重ねて
僕は涙を零すんだ
癒えないと言えなくて
美しいものを並べて
だけど今日の僕が死んだら
何の意味もないんだって
誰も知らないんだ
詰まって
積もって
忙しなくざわついた
どれだって結局
心を殺してまでの価値を
見出す事なんかないんだって
気付いてくれよ
気付いてほしいのは
何時だって僕らのほうだ
生き詰まって仕方ないから
どうにもならないって
生きる事を殺してしまった
そうなる事だって
君を愛する事だって
最後は同じなんだ
結局は同じなんだ