貴方を失うことが
貴方を殺すことが
僕にとっての愛で
僕にとっての嘘で
ひとつ、
ふたつ、
ひとつ、
また零す
涙なんて
必要ないよ
いらない
抉り出して
溢れ出した
君が知らない
僕の中を
取りだして
洗い流して
こんな汚い感情
知らなくていいんだ
そんな綺麗なものじゃない
そんな煌びやかじゃない
要らないだけの
それだけの話
いつものように
静かに締め出して
許さない様に
罪の烙印を押して
辛いなんて
言わないよ
そんな心
持ってないから
死んでいく
細胞の中身で
僕が死んでいく
回らない
僕だけが
君だけを
許せるように