目を開いたまま
絶望を眺める
頬杖付いて
届かない言葉を
殺しながら
追い付くのかな
どれもこれも
死んだままの瞳で
力の抜けた
君の掌なんて
もう冷たいけど
返さない
嘘吐いて
また戻ってく
鈍く光る
曇天の雨粒に
差し伸べた腕も
千切れてしまう
灯篭の下で
その煙が
君を望むなら
僕はきっと
大人になれるのかな
響いた音が
静かに足元に広がる
消えた声も
消した心も
何一つ此処にはなくて
失っただけの
君の姿なんて
覚えちゃいないんだ
聞こえてるかな
目を伏せて
何も見ないで
雑音ばかりの
ノイズ混じりで
何も語らない
君だけが知ってるのに
死んでいくのは
きっと僕が知らないから
また音をたてて
追いかけるのに
置いていく
其処に在るのは
何も知らない
僕だけだ