いつもそうだった


言葉には出来なくて


誰でも良かった


紛らわせたいだけの


感情が理解できずに


自虐的に心を殺して


被害者は僕だって


そう吹聴して


触れない傷が


静かに広がって


膿んでいくのは


言葉だけの優しさで


いつもそうだった


言葉には、出来なかった


正解なんて


一つもなくて


綺麗なものも


結局は霞んで見えた


君が気付かなければ


僕は眠ったままで


間違いだらけの回答に


君は笑うのかな


それでも本当は良かったんだ


笑ってくれても


消えたくても


残った感情が


ゴミの様に隅っこにたまって


それでも幸せだった


膝を抱えて


俯いた時でさえ


ささやかな言葉も


君が忘れてしまった


本当に小さな言葉も


僕が言葉に出来なかった


柔らかな熱に包まれてた


だから僕は


それだけでよかったんだ