その眼を開いて


見つめた世界が


潰れていった


汚く叫んだ


罵倒も嘲笑も


吐き捨てるくらいには


忘れていた


虚ろに溺れていく


その両腕が


悲しく揺らされて


浮かんでいるの?


その言葉が


意味を持つくらいに


死んでしまえば


塞ぐ理由も


閉じる理由も


失くしてしまえるから


残すのも


与えるのも


何も持たない僕が


此処に生きるのが


辛くなっていくだけで


眼は重く閉ざされた


『開きたくないんだよ』


『聞きたくないんだよ』


そう言って


息をするのも苦しく


きっと忘れてしまったんだ


薄く汚れたままの


言葉一つ投げる事も


腕を傷付けて


心を傷付けるだけの


価値なんてないんだ


だから死んでいく


呼吸も


理由も


意味も


もう掠れたままの


微笑みに預けて


壊れた僕の言葉が


全てを殺してしまう前に