吐き出した呼吸が

いつもより苦しくて

行き着かない答えは

褪せていく言葉に迷い込んで

居場所を失う錯覚


でもあえて

何も言わないんだ

分かってるって

言い訳を繰り返して

結局また苦しくなる

悲しくなる

行方なんて知らないよ


行方なんて、

ありやしないよ。


喉元抑え込んでも

何一つ返らない

僕の語らない口は

誰よりも死にたがりだから


もう何も伝えないであげてよ

嫌な事も辛い事も

受け止めきれる覚悟なんて

一つも出来てないから


今も此処にいるって

そんな詭弁繰り返しても

分かってる言葉が

ただ静かに苦しめる


僕が、此処に居る。