嘘みたいな事と
足並み揃えた不幸ばかり
満たされていく戯言
流されていく絵空事
きっと一人ぼっちだから
寂しがりを殺して
繋いだ其れは本当に掌だったか
思い出せない事は
嘘みたいな日常に埋もれて
その瞳は光を失った
太陽なんて最初から
それは夢だったのだと
眩む様な証明と
ステンドグラス越しの祈り
膝をついた少女は
その血の中に蹲って
許しを請う様に
両手を組んでいたり
そんな世界の中で
僕が零した一言は
どれだけの価値を持つのだろう
笑えない冗談と
君が握り潰した答え
舞台の上じゃ
ささやかな明かりで
足元狂う様な踊りと
君が忘れたままの人生論
それでも僕が望んだのは
きっと不幸せな中に潜む
確かなもので
それでいいんだろうと
どれだけ言い聞かせても
不幸せに変わりはなくて
振り向いた先は
何も変わらずに同じ景色
開いた口も
放つ音はいつも同じ
幸せなんて
そんなものだと
歩き出して落ちた
煌びやかに鏤めた
光だって暗く滲んで
淀んだままで思い出す
世界の中で溺れた
僕が受け入れたのは
そんな単純な事で
嘘みたいな世界が
嘘みたいな僕が
きっと此処で生きる事
それが答えだ