声を出して


隠して、


僕が残った


蒼穹の空


置いてけぼり


涙だけが


静かに浮つく


触れるたび


溶けてしまう


真白の世界


「其れが答えだろう」


遠くの言葉が


夢にしがみ付く


消えたままの


その全てが


爪先で弾いた


弦に伝わせる


音。


泣いたりはしない


其れでいいんだろう?


この思いだけが


言葉に成るのなら


虚ろに開かれた


その答えを


空に隠して


仰ぎ見た世界


僕は、


歩き始める。