囁かれた言葉も
嘘みたいな世界も
全部掌の中
涙に吸い込まれてった
後ろの方で愛されて
投げ出した腕と
放り投げた曖昧な声も
愛せない様に蓋をして
溶けていく街の中で
夢を語るんだ
どれだけ君へ伝えても
意味なんか一つもなくて
美しくて綺麗だとしても
もうどうでもよくて
でも愛を一摘み
明日に預けるから
流れていった
この話の中で溺れるんだ
差し出した花束も
繋げた琥珀の空も
泡沫の歌声も
弦の切れた人形も
消えていった影法師も
どうにもならなくて
どうしようもなくて
愛おしいんだ
愛してるんだ
見えない言葉も
その掌の中で
確かに息衝いて
また囁いて
此処で死んでいくんだ