石っころみたいに転がって
単純に生きてみたくて
でも痛くて
居たくて
どうしよもないままに
呼吸が途切れた
曖昧な状態異常
跳ねあがった心拍数と
逃げ出した心と
足音一つ蹴飛ばした
消えたくなって
逃げたくなって
叫びたくなった
此処に忘れたまんま
此処に居る事を
望んで理由を求めた
最初からきっと、そう。
そう、だって。
夢みたいな話だって
そう言って笑った僕が
あの時のまま
裾を握りしめて
全力で走りだした
負けたくないって
無意味に両手振り上げて
誰かを傷付けて
また逃げてしまって
掴まれた右手が
痛みを訴える前に
きっと僕は知ってしまうんだ
そこらへんに転がってる様な
そんな単純なものでいい
単純で淡々とした、
簡単なもんでいいのに
この異常事態も
熱を孕んで苦しみを助長させて
だけど静かに開いた掌も
開いた瞳の奥だって
いつだって叫んでた
難しいものは必要なくて
いつになくシンプルに勝負して
妄想だって笑ったって
それが僕の正解になった
何かを求めることだって
理屈じゃ心が追いつかないんだ
ただ負けたくなくて
無意味に振り上げた両手が
誰かを抱き締める事が出来たら
一つ二つと増えていく
僕の正解の数が
痛いだけの場所を
居たいだけの場所を
きっと救ってくれるんだ