息をする。 押し上げた目蓋 君が吐いた嘘を 僕は静かに受け止めて 脳裏に隠した チカチカと 眩む様に点滅した 悲観した様な 世界の隙間で 治らないのは 云うことが出来なくて 足踏みしたままで 何度も口から零れた 言葉の意味なんて 解るわけなかったんだ 瞳が映す言葉の影と 捩れた風景の 罪悪感を拾い上げて もう誰の為でもなくて 欺いたままの世界を 隠すだけの事も 影法師に溶けてしまったんだ そうしたらもう何もなくて 光ったままの 眩しいだけの世界で 僕は息をする。