押し上げた目蓋


君が吐いた嘘を


僕は静かに受け止めて


脳裏に隠した


チカチカと


眩む様に点滅した


悲観した様な


世界の隙間で


治らないのは


云うことが出来なくて


足踏みしたままで


何度も口から零れた


言葉の意味なんて


解るわけなかったんだ


瞳が映す言葉の影と


捩れた風景の


罪悪感を拾い上げて


もう誰の為でもなくて


欺いたままの世界を


隠すだけの事も


影法師に溶けてしまったんだ


そうしたらもう何もなくて


光ったままの


眩しいだけの世界で


僕は息をする。