呼吸が、止まる。ただ今は苦しいだけの呼吸出来ない海の中生み出した言葉も嫌いの渦に飲み込まれてそうして、君の言葉が静かに突き立てた灯らない、声、が。明けない開けない目蓋の奥が目覚めない痛いだけの嘘と、まだ苦しい天秤にかけて弾き出した本当の心残ったそれに私はなかった