どうしても嫌で

どうしても嫌で

どうしても辛くて

どうしても苦しい


上手く呼吸が出来なくて

綺麗事しか口に出来なくて

でも僕は曖昧に笑う事も

軽く足並み揃える事も

出来なくて、

涙が溢れて、

抱き締めてくれる腕を求めた


あの場所も

あの声も

あの姿も

あの笑顔も

なにもかもが

懐かしくて

懐かしくて

会いたいのに

逢いたいのに

言えなくて

また涙だけが

静かに溢れて


どうしても言いたいのに

どうしても逃げたいのに

どうしても笑いたいのに

どうしても泣きたいのに


また詰まっていく

痛みだけが

心臓の上で踊って

嘘だけが積み重なって

建前を浮かべた

言葉の奥で

笑えない僕が嗤ってる

どうして、どうして

居たくて

居たくて

痛くて

どうしようもなく辛い


また苦しくなって

また悲しくなって

また寂しくなって

また探して

また、誰もいない


どうしても、逢いたいのに

どうしても、逃げたいのに

どうして、こんなにも

こんなにも辛くて、

こんなにも苦しくて、


こんなにも 救い がない、の?