思い出せない程遠く

触れる程に悲しく

貴方を撫ぜた声も

同じ様な少し違う

僕を覚えてる


掌の大きさも

身体の温度も

考えてる事も

違うのに

何処か同じの

携えた心一つ

笑えよ、って


もういいよ。

何度だって

何回でも囁いて

愛を呟く

貴方だけの声を

耳を塞いで遠ざけた

拒んだ

嘘吐いて

どうしても寂しいままで

足跡を残した


頬を伝う

本当の言葉も

気付いてないふりも

慣れてしまって

だけどもう行けないよ

だって其処にいない

手を伸ばした先じゃ

誰も愛せない

失うばかりの

影踏みを繰り返した


笑えよ、って

言っても。

泣いてばかりで

冷たい、

どうしてか

溢れるんだ

溢れて、

溢れて、

悲しく

笑うんだ


その声の先で

抱え込んだ事も

忘れることはないけど

確かに好きだって

君が、思い出す


思い出す言葉も

本当の声も

君の愛も

違うけど、

確かに同じ、

同じ形を

同じ様に繰り返すんだ