エラー。 隠して 汚した 手のひら うそつき。 まどろみは 許さない また締め付けて 苦しめて 同じ様に 息を、する。 壊してよ 請う様に 祈る様に 何度も 何度も 何度も。 エラー音が 耳の奥で 響く、 飲み込んで いつものように 広がる。 傷、 その声が 爪立てて 息を、 詰まらせた きっと、 愛、だとか。 言うから 壊して、 息して、 殺して、 生きた。 生きた。 エラーが 降り注ぐ その胸に 当てた、 宛てた。 最後に、 呟いた 言葉の背に 預けた、 穢れても 汚れても きっと、 笑うだろうね