胸が、
ざわめく
騒いだ声は
遠ざかる、
夢。
嗚呼、憂鬱だ
霞んでは
離れる
青の空
揺らめいだ
過去の僕
思い出せず
掻き毟られる
記憶の端
少しだけ、
笑えそうか
もしも、
その先は
誰も言えず
詰まる、
思い出せず
やはり
掻き毟られる
もしも、
どうして
いつもここで
忘れてしまう
怒ってくれよ
いっその事
部屋に満ちた
虚無を捨てる
声、
飽和して
見えず、
聞こえず
溺れた
夢だと、
言った。
今、
目を瞑れば
落ちていく
誰かの笑顔も
見えないけど
思い出せる
そんな気がした
嫌なものは
きっとない
消したばかりの
綺麗な白で
僕は
上書きした
もしも、
掻き毟られた
剥がれた記憶が
僕の手元に
戻ったなら
僕は
笑えたか?
分からないけど
誰もが
悲しげに
目蓋を伏せる
それが
悲しいんだ
それが、
寂しいんだ
もしも、
僕が生きていたら
やはり
笑っていたか?
誰かが
喜んだか?
それだけが
僕の全てだから
夢、夢、夢
そうだとしても
構築された
この世界が
幸せであるなら
僕は
きっと幸せだ
幸せだ、と
言いきれるんだよ
分かってるだろう?
これが、
僕の夢だよ