覆い尽くして

其処から目を逸らす様に

合わせない視線の行方は

きっと誰も笑えない

心の奥底に沈殿する

白濁とした嘘

伝わらないなら

関わりたくもなかったのに


幸せになれないなんて

誰かに言われるでも

自分自身で分かってた

逃げ出したくても

熱を奪われるだけの

冬のアスファルトに落とされた

言い訳の理由すら

きっと関係ない。


いつか、幸せに。


なりたかったのに

なれなかったのに

君の一番は

誰も見えない場所で

覆い尽くされたのは

誰の為でもない嘘

そう言えれば

いくらだって幸せになれる気がした

弱音だって、

嘘吐きだって、

なんて言われたって

僕は君と居れるんだって


そんな嘘を、

何度も重ねていたから


底から逃げる様に

伸ばした手の温度も

気付かれないうちに冷めた

その言葉が愛したのは

きっと僕じゃない誰かの横顔