夢を見る事が

遠くに感じた

不自然の視界の中

埋めた膝を間から

零れ出た物が

愛おしい、と


そう、言えたならば


命を委ねた

この両手が望む

愛した言葉を

神の掌を撫ぜる

辿り見た嘘の城壁

行き着く夢の先を

全ての罪で消し去る


私の命を、

この声を

誰が為に唄う


何も知らない事を

正義と振り翳して