どうしてさ、

どうしてこんなに

辛い事ばっかなんだろうね

暗がりの道は

どうにもこうにも出来ないけど

見えないのは

僕一人だけなのかな


呼んでほしいけど

どうしても僕じゃ無理なんだね

分かってたよ

僕じゃ足しにすらならない

不必要だって事くらい

分かってるつもりさ

僕ほど無駄な存在も

無いと思うよ


辛い事ばっかりで

無駄な事ばっかり

君ばっかり傷付いて

のうのうと生きてる

呼吸してる僕が

僕が一番憎いよ

殺したい程に

死にたい程に

僕は僕が嫌いだって

僕が一番知ってるんだ


どうしてこうも

暗がりは不安なんだろうね

信用されてない事は

本当は分かってるんだけど

上辺だけの笑顔が

どこか苦しいって

分かってるんだけどね、

分かってるんだけど


呼ばなくていいよ

答えなくていい

僕は君を救えないから

全部を受け止める事も

歩く事も

呼吸する事も

生きる事も

全部僕自身が否定するから


この手はどうしようもなく

無力で無価値で無駄だから

これだけしかしてやれないけど

それでも十分だって

笑ってくれるか?

僕の存在価値を見出した世界の終わりは

こんなにもあっけないものだって


笑ってくれるか?