うつ伏せて隠れる
見付かってはダメ
目を合わせてはダメ
飲まれてしまう
呑まれてしまう
ほら、嘘吐き
口から漏れ出す
感情一摘みすらも
もはや意味なんてなくて
君は何を望んだ?
夢のその先で
落ちていくしかないのに
目を覚まさないで
瞳を開けないで
その重い瞼の中で
溺れてしまえばいい
膝をついたその格好で
許しを請うて泣けばいい
だって君が嘘吐いた
だって君が嘘重ねた
誰の為の言葉なのか
俯いた一握りの視界で
生きている私の世界は
こんなにも汚く
不条理なのに
また一人
また一人
一つずつ取られていく
一つずつ捕られていく
目を合わせないで
うつ伏せた私の世界
汚くて
汚くて
不条理で
不安定な
全てが敵に回る
全てが手を離す
きっと均衡を保てない
君が許さないのは
私が君を認めないから
私が君を許さないから
私が君の存在から目を逸らす限り
この夢は醒めない
この世界は目覚めない
それが私の世界
鬱伏せた私の世界