どうしてか
呼吸が辛くて
苦しくて
止めてしまいたくて
投げ出してしまいたくて
だけど捨てるものなんて何一つなくて
連ねるだけの無意味な言葉が
少しずつ心を巣食う
揺られるだけの
楽な事なんて
有りやしなくて
でも生きなくちゃいけなくて
死にたくもなくて
無茶苦茶になって
支離滅裂になって
何も残らなくて
でも呼吸は続けて
生きてる、
生きてるんだよ
もう手遅れになった
もう意味が無くなった
そんな言葉が
散らばっているから
拾い集めて
腕一杯に抱えて
溢れだしたモノが
今の僕を形成してるって
本当はさ、
本当は気付いてるんだ
僕は無力で、弱虫で、臆病で
強くはないけど
でもそこまで弱くもないって
気付いてるんだ
知っているんだ
だから僕は今日も
こんな世界で生きるんだ
辛くても、苦しくても
僕は今日も呼吸する
生きる為に、
呼吸をするんだ
なぁ、そうだろ?