捨てるのは
簡単で、
残す為に
この爪を
たてた、
たてた。
語れないよ
こんな話
いつまで経っても
幼いままの
子供の話、
辛くて吐き出す
自分本意の嘘
此処は何処ですか?
白いだけの
薄っぺらい
僕と君だけの、
拙く何も無い。
せかい、
僕は君に何が出来た?
嗚呼、そうして
僕は繰り返す、
この虚ろな
曖昧な世界で
甘いだけの
優しいだけの
揺り籠のような、
そんな、
そんな虚像の世界で。
迷い込んでも
またその手を、
その手を掴むんだ
僕は、
幼い子供。
捨て去ったのは
きっと難しい僕、
穏やかに死する
群青の空。