乗っけた紙飛行機
飲み込んだ言葉一つ
満足に吐き出せやしない
どうしようもなく
どうすることもなく
別にいいんだ
掌の上で踊る
胡散臭い嘘
そんなことしても
後悔ばかりだけど
振り返っても
なんも意味ないんだ
手から離れて
落ちていく紙飛行機も
僕のことを
笑ってる気がして
随分遠くのほうで
不安に揺られている
そんなもんだって
何度呟けば
本当になるんだろうね
この機械の中で
誰かが笑って
何にもない様な
言葉一つまた犠牲にして
迷う事も、
恥かく事も、
本当は恥ずかしくないのに
きっと気付いてないんだ
そんなもんだけど、
僕は後悔だらけ
重たい機体を持ち上げて
青い空へと向かう
ああ、また詰まってる
この言葉は
君の為に。