辛いなら


孤独を手折って


その背中に


爪を立てて


雑踏に眩むなら


同じ顔を掻き消して


明日を望むなら


横たわって


その瞳を伏せて




苦しいと


呟く事も


悲しいと


泣き叫ぶ事も


耳を塞いで


優しい言葉に


隠れた


罪悪感も


一人の影




僕の答えだ


悲しくても


苦しくても


孤独なんて


曖昧な逃げ道捨てて


この手を、


伸ばしたら。




僕は何度も叫んだ


聞こえてるかい?


僕は此処だ。


君に


この愛を


手向ける様に。