気持ち悪いと吐き出した

嘘ばかりが溜まっていく

負の感情を蹴り飛ばす


ごめんね


意味のない謝罪は

理由を並べても無意味で

理屈じゃないんだよって

そう言っても理解出来ないで

分からなかった事が

優しく罪になるなら

僕は罪人なんだね、と

穏やかに笑う事も出来なかった


弱いままの心は

迎える事はない

緩やかな降下線

これが末路なんだよ

呼吸困難になって

笑えない冗談だって

君の手を離した


ごめんね


その言葉の意味は

きっと本当は深いところにあった

ただ僕が気付かなかっただけで

どうしても自分を正当化しなきゃ

僕は僕として

自分を認められなかった

認めたくなかった


僕の最後は

きっと希望なんてない

救いなんてない

ただ正当化した

罪人の戯言だ

それでも僕は

君を迎える事は

これから先もずっとない


ごめんね


そんな優しい言葉は

もう要らないんだよ

ごめんね、

僕が言うべきだった


優しく僕を殺めていく

嘘吐きの言葉