言葉数少なく
冷たい夜風を頬で受ける
またダメだ
このままじゃ
また躓いてしまう
下り坂途中の
真っ赤な海に溺れる
墜落した感情と
伝えそこねた言葉
まだダメだ
このままじゃ
また転んでしまう
ささやかな思いが
思いの外響いて
反響したみたいに
ふわふわと浮かぶ
思い出せないだけの
積木の山を崩して
まだなのかい?
もう随分、時間が経ったよ
滲んだ夜の隙間を
閉ざす様に塞いだ
傷口を鮮やかに撫ぜる
夜の温度が懐かしい
僕はもういいのかな
躓いてもいいのかな
転んでも、立ち上がれば
もう一度歩けば
いいのかな
分からないけど
それでもいいのかな